ロールはこんなところで使われている!工場には欠かせない大事な部品の一つ

ロール加工が得意なサクライグループでは、自社加工したロールがさまざまな工場などで使われています。工場といえば、流れ作業です。その流れ作業にもロールは欠かせない部品なのです。

■ロール加工が得意なサクライグループではどんなサイズのロールを作っているの?

ロール加工が得意な株式会社パイテックでは、400φから最大2,000φほどのロールを加工しています。この「φ」という記号は、円柱状の部品を加工したときのロールの直径を表しています。一般的には1φ=1mmですが、図面によってはcmなど異なることもあるようです。

社内では直径約400mmから約2,000mmのロールを加工できて、製造された各ロールはさまざまな役割を担っています。例えば、製鉄、製紙、ガラス、フィルム、油脂肥料などを巻き付ける役割や、ロール同士で押し付けあって厚みを調整する役割があります。

2本以上のロールを重ねて、その間に原料を通して圧力を加えて厚みを調節することもできます。これをワークロールといいますが、ワークロールを採用することで用途に応じた状態に厚みを加減できて、さまざまなニーズにも対応できるようになるようです。

■サクライグループで加工したロールはどんなところで使われているの?

パイテックが加工したロールは、主に工場などで使われています。工場といえば大型の機械やベルトコンベヤー、流れ作業などが思い浮かびますが、そのすべてにロールが関係しているのだそうです。例えば、大型の機械では、鉄のシートや紙類などを大型のロールに巻き付けてから加工するのに役立っているといいます。

そのほかコイルなどの細いものの巻きぐせなどのひずみを修正して、プレスするときの送り装置としても使われているとのこと。細いコイルなどに使う場合でも、小さなロールを5本以上の複数本も使い、斜めにねじりが入っている状態を修正し、製造過程でどうしてもできてしまうひずみの修正にも役立つことができるそうです。

またベルトコンベヤーや流れ作業を行うときにも、小さなロールが大量に使われています。小さなロールが何本も並び、その上にベルトになるものや作業する製品が流れていくことで、円滑に製品を運ぶことができます。このようにロールは工場内のいたるところで使われているのです。

■ロールは工場に欠かせないアイテム!パイテックだから対応できる素材もある

サクライグループで製造するロールは工場では欠かせない製品で、工場で必要になることがほとんどです。サクライグループでは通常の製鉄や製紙のほかに、ガラスや特殊フィルム、船舶にも使用されているのだそうです。

パイテックだから対応できる素材もあるほどで、圧延ロールや矯正ロールは、商品から生活用品まで数えきれないほどの製品が使用されているといいます。

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